弊社は不動産業もやっており「土地を売る際にはまず隣人に聞いてみる」これ不動産屋あるあるなんです。
運よく隣の家主が購入となれば、広告費用をかけずに効率的に販売できたことになるわけですね。
今回は、そんな経緯で土地を購入されたお客様の増築依頼です。

隣の土地の有効活用は平屋を増築

隣の土地を購入されてから、駐車場にしようか建物を増築しようか…と悩まれていたそうです。
土地購入からしばらく経って「増築しようと思う」と連絡がありました。

早速伺ってお話をお聞きすると、平屋の離れを増築し母屋と行き来できるようにしたいとのこと。
土地面積から、おおよそ5坪程度の建物を新築して、母屋との接続部には扉を設置し開閉して出入りする方法をとることにしました。
これは冷暖房の効率や防犯など色々な面から得策であるとしてアドバイスいたしました。

いずれはお孫さんの部屋にするそうですが、それまではご主人の趣味部屋として

息子さん親子と同居で小さなお孫さんがいるご家庭です。
お孫さんが小学生になったら勉強部屋として使うとのことですが、それまでの間はご主人の趣味部屋として利用するようです。
音楽鑑賞や釣りがご趣味で、オーディオ機器や釣り道具などを置いて、大人の趣味の時間を楽しむと喜んでいらっしゃいました。


外壁材にはサイディングボードを設置しました

外壁はアルミサイディングを通気工法を用いて設置。
南側の窓は雨戸付サッシを設置しました。

後日、建物の周りの地面をコンクリートにする依頼を受けて伺ってまいりました。
玄関前に置いていた自転車を敷地内に置くようにするそうです。
施工後、コンクリートが完全に固まる1週間は養生期間として入らぬようご説明し、パイロンやロープでバリケードを行いました。
養生期間中も近くを通った時には伺って様子を確認し、養生期間終了時にはバリケードを外し立入禁止も解除しました。

【工事日誌】

土地を購入されて、増築されるという工事です。約5坪程の平屋を新しい土地に増築しました。
増築と言っても新築同様の工事なのであまり頭を悩ませる納まり等はありませんでした。
既存家屋との開口部分に特殊な金物を使い、取り合い部をガッチリと補強しました。

【お客様の声】

隣の土地が売りに出ているという話をお聞きして、すぐに購入を決めました。
家族も増えて近い将来手狭になることはわかっていつつも、今さら引っ越すのも面倒だし・・・
そんなタイミングでまさに渡りに船でした。まず私たちにお声掛け頂いたことに感謝です。
また、母屋との往来もできる新築の部屋も気に入っています。
今は私の書斎兼趣味部屋ですが、いずれは孫の勉強部屋になります。
それまでは独占して楽しみます!