木の雨戸の開け閉めが面倒になってきたことと、近所の空き巣被害をきっかけに防犯対策についても考慮したいとのことでご相談が入りました。
雨戸を自動シャッターにすることや、割れない強化ガラス、割られても侵入しにくい網入りガラスなどの選択肢があります。
まずはご訪問してお話を伺ってきました。

近所に発生した空き巣被害から防犯リフォームを考える

昨今はガラスを割って侵入する空き巣は減少傾向にあり、無締り(戸締り忘れ)での空き巣被害が増えているようです。
とはいってもトップの無締りに次いで2位はガラス破りですので、家主のできる対策として防犯ガラスの導入の効果は高いと思われます。
特に、ご近所で被害が発生したばかりということで不安でもありますね。

ご提案したのは雨戸を撤去して防犯ガラスと通常ガラスの二重サッシにすること。
外側を防犯ガラス(強化ガラス)で施工し、インナーサッシを増設することで防犯だけでなく断熱や防音効果も得られます。

雨戸から二重サッシ(防犯ガラス)のリフォーム

ご相談の日から数日後、二重サッシ(防犯ガラス)の設置のお見積もりを持参して訪問しました。
現在のサッシの内側に更にサッシを設置するので、内装の壁面の加工が必要になります。
サッシの仕上がり日を考慮して工事日を決定しました。

施工後の写真

外側に防犯ガラスが入り、二重サッシ構造で内側にもガラスサッシが入っています。
先にも書きましたが、防犯対策のみでなく、断熱性も高まり暖房や冷房のコストも抑えられ省エネ。
また、外側と内側のガラスの間に空気層ができることで結露ができにくくカビなどを防ぐ効果も上げれられます。
窓の開閉が2度になることなどのデメリットもありますが、防犯対策や防音効果などのメリットや安心感が大きいです。

ご夫婦ともに施工後のサッシを大変気に入ってくださっていました。

【お客様の声】

先日、ご近所に空き巣が入りました。ガラスを割って入ったそうで、とても心配になりました。
木の雨戸は役に立ちそうにないので、良い方法はないかとプランニングメイトさんに相談したところ、割れないガラスがあることを知りました。
しかも、内側にもサッシを取り付ける事ができ、その場合は更に防犯の効果を高めることができるのだそうです。
これなら雨戸もいらないので毎日開け閉めする必要がなくなります。
リフォーム後は前よりも静かになり防犯面でも安心できる部屋で快適に過ごしています。

【工事日誌】

最近、ガラスを割ってクレセントを外して浸入する空き巣の手口が報告されています。
防犯ガラスはハンマーで30回以上ヒットしても割れません(当社社内データによる)。
内側にインナーサッシを取り付けることによって防犯、防音、結露防止に大きな効果があります。
今回はサッシごと交換したので内側のサッシ廻りの壁面処理に時間を取られました。