全国シェア率たったの5%! 圧倒的な強度と耐久性を誇る優れた工事。なのに、難易度高く施工業者がほとんどいない。
今回は、そんな「ベタ基礎一体打ち工法」について詳しくご紹介します。
「ベタ基礎一体打ち工法」とは?
ベタ基礎一体打ち工法とは、ベースの部分から立ち上がり部分までを同時に行う作業です。
反対に、主流の基礎工事は、二度打ち工法と呼ばれるもので、一度ベースの部分を打設(打つ)し、立ち上がりの部分を打設。2度に分けて打設するので「二度打ち(打設)工法」と呼ばれています。
弊社は、ベタ基礎一体打ち工法を基本として施工している会社です。
ベタ基礎一体打ち工法のメリットとは
ベタ基礎一体打ち工法のメリットは、大きく分けてこちらの3つです。
①地震に強い
②湿気に強い
③白アリに強い
①地震に強い
床面部分と立ち上がり部分が一体化していることで、地震による強度や、建物の耐久性が強くなります。
横揺れの地震に弱いといわれるのは、二度打ちの工法のこと(だからといって、耐震基準を満たしていれば大丈夫ですので安心してください)。
床面と立ち上がりの部分が「接続」されていることで、継ぎ目が発生しています。ここが脆くなるということです。
ベタ基礎一体打ち工法では、この接続部分がなくて、すべてが一体化しています。強度が高まり、その数字は、二度打ちの工法の2~3倍強いとも言われています。
②湿気に強い
こちらも同じ理由で接続部がありませんので、湿気にも強い。一番初めに湿気シートも敷きますので、快適な環境が続きます。
③白アリに強い
もちろん、白アリも入り込む余地がないということですね。
コンクリートの打設時間が短く、仕上がりが美しいのも、メリットと言えるでしょう。
ベタ基礎一体打ち工法のデメリットとは
①高額
②業者がいない
③工期が遅れる可能性がある
①高額
ベタ基礎一体打ち工法は、二度打ち工法よりは高額です。なぜかというと、ベタ基礎一体打ち工法用の金具が高く、職人の技術も必要だからです。
安く済ませたい、という方には不向きです。
②業者がいない
とにかく、慣れるまでは難しい工法です。天気、気候、季節、湿度や気温などを気にしながら、コンクリートを混ぜるタイミングまで、現場にいる職人みんなの連携と高い技術が必要です。そのため、そこまでして習得しようと思う業者さんが少ないのでしょうね。
③工期が遅れる可能性がある
大手ゼネコンさんなどは、たくさんの業者さんを抱えているので、もしもの時には、他の業者への再手配が可能です。しかし、ベタ基礎一体打ち工法は、できる業者さんがいませんので、変わりが難しい。すると、工事が遅れてしまう可能性があるということです。
以上、メリットは、強度と耐久性に優れた最強の基礎であるということ。
デメリットは、高額で、施工業者が少ないことということでした。
ベタ基礎一体打ち工法の流れ
ベタ基礎一体打ち工法の流れを、ざっくりとご紹介します。
①土壌づくり
②湿気対策(シート張り)
③基礎の底面の高さ調整
④型枠・スラブ(鉄筋の格子)設置
⑤生コン打設
⑤枠・パネル取り外し
ベタ基礎一体打ち工法とは、最強の基礎工法であるにも関わらず、施工業者がかなり少ないのが現状です。少しでも興味がございましたら、お気軽にご相談ください。
【お客様の声】
念願の「ベタ基礎一体打ち工法」でマイホームを建てることができて、感無量。安心して暮らすことができます。
大満足です。ありがとうございました。