コロニアル屋根から金属ルーフ屋根への交換
写真解説▲コロニアル屋根は、セメントと繊維質を混合し薄い板状にした屋根材のことで
20~25年の長期の耐用年数と、比較的安価に設置できるコスパの良さもあって、住宅にはかなり使用されています。
家族会議の結果、金属ルーフ屋根への葺き替え
数日後に家族会議の結論をご連絡を頂きました。
「今後の事も考えて、現在の屋根の補修ではなく金属ルーフ屋根への葺き替えに決定しました。
息子の代になってもしばらく耐用年数も残るし、屋根全体の軽量化で耐震性も上がるというのがポイントでした。」
弊社からお伝えした、補修・葺き替え両者のメリット・デメリットを真剣に検討して頂いたんだなと嬉しくなりました。
早速、工事日程の打合せを済ませ、その他にお困りの点はないかお聞きすると・・・
雨の日に、雨どいの利いていない部分があって小さな滝のように水が落ちてくるとのこと。
では、葺き替えの際に雨どいの清掃とチェックもしましょう!というお話になりました。
雨どいのトラブルは破風板とのズレが原因
工事当日、まずは雨どいのチェック。
どうやら、破風(はふ)板から屋根の先端が基準値よりも長くはみ出ていたのが原因のようです。
聞きなれない、破風(はふ)板というのは屋根のこの部分です。
主なはたらきは、屋根裏への雨や風を止める、長手方向の破風板(鼻隠し)は雨どいの土台基礎、防火などです。
葺き替える屋根の寸法を少し短くして、雨水が雨どいにしっかり収まるよう対応しました。
金属ルーフ屋根への葺き替え(施工後)
屋根葺き替え施工完了!
6月も下旬になりましたが、まだまだ梅雨が長引きそうな予報ですので今後の雨には対応できますね。
足場工事、既存屋根撤去、下地作り、屋根葺き替え、足場解体で工事完了まで8日間でした。
【お客様の声】
雨が漏れてきたので屋根補修か葺き替えか迷った状態で相談をしました。
親身になって相談に答えてくれて、最終的には金属ルーフ屋根への葺き替えに決めました。
軽くて丈夫な金属ルーフにして、見た目にもスマートになったのと、何より安心を得ました。
【工事日誌】
以前、別工事でお世話になったお客さまから、再度ご相談を頂けたことが嬉しかったです。
色々なお考えやご要望をお聞きして、ご提示した中から最善の選択をして頂いたと思っています。
時期的にも今回屋根を葺き替えたのは大正解です!
今後とも家の補修やリフォーム関しては弊社にご相談頂けるとのことでした。
信頼に応えられるよう精進します!