家の外観はその家の第一印象を決定づけるとても重要な要素です。

古くなってきた家の外壁を塗装するだけで、外観は一新します。

しかし外壁塗装は、見た目を美しくするだけでなく、多くのメリットをもたらすのです。

外壁塗装をするメリットを詳しくご紹介します。

1. 見た目の改善

外壁塗装を行うことで、家全体の外観が一新されて見た目が美しくなります。

新しい塗装をすることで古くなった外壁に新しい命を吹き込み、その家の個性を表すことができます。

カラーバリエーションも豊富ですので、10年ごとに好きな色の家に変身させることができます。

2. 防水効果の向上

外壁塗装は、雨風から家を守るためにとても重要な防水効果があります。

外壁は長い時間が経つと経年劣化で外壁の防水性能が低下し、雨水などが浸透してしまうことがあります。

これによって内部の木材が腐食したりカビが発生する原因となります。

新しい塗装は防水性能を回復させ、家の寿命を延ばす役割も果たします。

3. 断熱・遮熱効果

最近の外壁塗装には、断熱・遮熱効果のある塗料が使われることが多く夏の暑さや冬の寒さを軽減することができます。

断熱・遮熱効果は家のエネルギー効率を向上させ、冷暖房の使用頻度を減らすことで光熱費の節約にも繋がります。

【お客様の声】

外壁が汚れて来たので、塗装することにしました。

何色にするか大変迷いましたが、ご近所を見て周り、実物を見てキャメル色に決定しました。

仕上がりを見て、家の形にとてもよく似合っている色なので大変満足しています。

【工事日誌】

長い間塗り替えをしていない壁は手で触ると表面に白い粉が出てきます。

これはチョーキング現象と呼ばれるもので、塗膜が劣化して粉状になってしまっている状態です。

このまま放置すると防水機能が低下し、雨水が浸透して建物内部にダメージを与えることになります。

チョーキング現象は塗り替えが必要なサインの一つなので、見逃さないようにしましょう。

今回は外壁塗装に合わせて、ベランダの補修と軒裏の張替えも行いました。

ベランダは日々の紫外線や風雨にさらされ、劣化が進みやすい場所です。

クラックや塗膜の剥がれが見られたため、補修を行いました。

軒裏も同様に、湿気や経年劣化により傷んでいたため、新しい材料で張り替えました。

リフォームを効率的かつ経済的に進めるためには、足場を掛けた際に一挙に直してしまうのがポイントです。

外壁塗装だけでなく、他の箇所の修繕も同時に行うことで、足場の設置や撤去にかかるコストを抑えることができます。

また、工期も短縮されるためお客様にとっても負担が少なくなります。

足場の設置は一度に行うため、外壁、ベランダ、軒裏の作業が同時に進行します。

これは職人としても効率的であり、お客様にとっても、複数のリフォーム業者に依頼する手間が省けるのが利点です。

塗装の前には高圧洗浄を丁寧に行い、表面の汚れや古い塗膜をしっかりと除去します。

この工程を丁寧に行うことで、新しい塗装がしっかりと密着し、長持ちする塗膜が形成されます。

下地処理をしっかりしていると、塗装の仕上がりも格段に良くなります。

逆にここがしっかりしていないと、剥がれなどの原因になります。

今回の工事を通じて改めて感じたことは、定期的なメンテナンスの重要性です。

長期間何もせずに放置してしてしまうと、結果的により大きな修繕が必要となり、費用も時間も逆に多くかかってしまいます。

定期的な点検と適切なタイミングでの塗り替えを行うことで、美しい外観と建物の寿命を保つことができるのです。