今回はご自宅の庭を駐車場にしたいというお客様のご要望にお応えいたしました。
今までは車を置くスペースがないため、他の月ぎめ駐車場を借りて毎月お金を払っていたそうです。
庭には洗濯物を干すなどして使用していたり、塀などで囲われていたため、庭を駐車場にするという発想もなかったそうですが、塀を崩して新たな門扉を付けることで、外から車を入れるスペースを作ることにしました。
庭を駐車場にリフォームするための一般的な工程は以下の通りです。敷地の地面をコンクリートにすることを土間コンクリートを打設するなどとも言います。
1. 庭の寸法と形状を測定し、駐車場にリフォームするための計画を立てます。駐車場のレイアウトや必要なスペースを計算して設計図を作成します。一般的に車1台分で4.5坪のスペースが必要となります。
2. 庭にある植木や草花、石などを取り除きます。 必要に応じて、根や障害物を取り除きます。そのさいユンボなどの重機を使うことも多いです。
3. 土地を平らにし木枠などで枠組みをしたらメッシュ筋という金網を設置します。これによって割れなどを防ぎ強固にします。
4.砕石を敷き詰めます。駐車場であれば100~150mmほど敷き詰めます。
5.地面にコンクリートを流し込みます。砕石と同じ100~150mmの厚みで流し込みます。
車の駐車に耐えられる硬度にするため、硬化には少なくとも1週間かかります。完全硬化は1か月前後です。
【お客様の声】
以前は月極めの駐車場まで家から離れていて、自転車に乗って車を取りに行っていました。庭は洗濯物を干すのに使うくらいで、他にこれと言って特に使い道がなかったので駐車場にできないかと相談したところ、やっていただくことになりました。今では、自転車に乗って取りに行くこともなくなり、駐車場代も浮くようになったので助かりました。しかも、目の前に大切な車があるのでいたずらされず、安心です。
【工事日誌】
元々土や植栽が多く、全体状態的に盛り上がっている状態なので人力では時間が掛かると思い、ミニユンボを入れて作業しました。このから、植栽とガラが2tダンプで一台、残土が4tトラックで3台出ました。車1台が収まるスペースちょうどがあったので、よかったと思います。
せっかくご自宅があるのに別でお金を払って駐車場を借りるのは不便ですし、まして遠いところにあるとなるとサッと乗れずに不便ですもんね。
お客様にも喜んでいただきました。