戸建て住宅の経年劣化により外壁が傷んでいる場合のメンテナンス方法として
外壁塗装をするか、アルミサイディングにするかという選択は、お客様にとっても非常に多い悩みの1つです。
外壁塗装の場合、耐用年数は10~20年と言われているのに対し、アルミサイディングは30~50年のため
1度施工してしまえば長期間メンテナンスフリーになります。
また耐熱性や防火性、防音性も高くなるというメリットもあります。
見た目に関してもデザイン性の高いアルミサイディングが多数ありますので、外観がオシャレになったりもします。
ただデメリットとして塗装よりも施工金額が高くなってしまいます。
またサイディングボードにも色々な素材がありますが、他の金属サイディングに比べてアルミは特に高価です。
しかし重量も軽くさびにくいため、長期的に見たコスパはアルミサイディングが非常に良くてお勧めです。
今回の外壁リフォームはアルミサイディングを採用いたしました。
【お客様の声】
15年以上の間、外壁のメンテナンスをせず外壁塗装もしなかったせいか、外壁がボロボロになっていました。
外壁塗装の業者に相談もしていて塗装するかどうか悩みましたが、メンテナンスのいらないアルミのサイディングにすることに決めました。
塗装と比べ見積もりは倍以上だったため考えてしまいましたが、様々なメリットがあるとお聞きしてアルミサイディングをして頂く事になりました。
費用面で比べても、今後長期に渡っての塗装回数から計算すると大差がないので、メンテナンス工事が1回で済むアルミサイディングにしようと主人と決めました。
断熱性もあるとの事で、冬場はいつも家の中が寒いため主人も大満足でした。
外観も一気にお洒落になり私もとても満足です。
【工事日誌】
今回のお客様のご自宅の外壁は、下地が傷んでいてそのままの状態でサイディングボードを貼ることはできませんでした。
そのため部分部分でモルタルを剥して、下地を補強してからの工事となりました。
そのまま貼ってしまう業者も多いのですが、10年以上経って問題が出てしまってもどうする事もできません。
このような施工は下地が一番と言っていいほど重要なのです。
また、モルタルの上に樹脂胴縁を取り付けサイディングとの間に空気層を作りました。
この空気層を作ることにより、冬場の結露や凍結を軽減する効果があります。
塗装とは一味違う壁断熱効果もアルミサイディングならではの工法と言えます。
