今回の工事は、タイトルの通り「設備機器や内装の全てが老朽化しているので、全てを解体し新築同様にできないか？」とのご相談から始まりました。
マンション改修工事
まずは、ヒアリングから行います。なぜ、マンションを改修工事しようと思われたのか。
その理由は次で詳しくご紹介するとして、まずは、現状を確認し、使う素材やリフォーム後のご希望などを明確にするべく、ミーティングからスタートしました。
【工事着手理由】
なぜ、大掛かりな改修工事をされようと思われたのでしょうか。理由は、老朽化でした。
お客様に工事の理由について伺いました。
「築40年になるこのマンションは、設備機器や内装など、あちらこちらが老朽化している。できる限り、このマンションで長く暮らしたいと思っている。今、元気なうちに改修工事をしておきたい。
一度、全てを解体して、新築同様にしたいと考えている。古くなった水道の配管や電気の配線も一緒に新しくしたい。
身体が弱く、アレルギー体質であること。そして、喘息を患っていることもあり、今度使う素材は、体にやさしい自然素材を使いたい」
ということでした。早速、サンプルを実際に見て頂き、理想の素材を選らんでいただきました。
【工事の内容】
工事の内容は、こちらです。
①打ち合わせ
②解体工事
③新築工事
まずは、間取り図面から始まり設備機器、内装材と打合せには約2ヶ月掛かりました。トイレ、キッチン、浴室、洗面台など細かな部分まで一つ一つ妥協なくお選びいただくことができました。
次に、マンションの内装全てを解体しました。完全にスケルトン状態にします。
最後に、新築マンションと同じように作り上げていきます。天井高が一般のマンションよりも低かったので、下地を薄くするなどして高さを確保しました。
また、壁に檜の無垢材を使用するなどして自然素材で健康被害の無いよう配慮しました。
工事の期間は、工事着手後約2ヶ月半程で完成しました。半導体不足の影響で、設備機器の納期が少し遅れました。
もし、それがなければ、もう少し早く終了したと思います。
【お客さんの声】
大変満足しています。
事前に自然素材を選んでから作ってもらいましたので、とても快適に生活しています。部屋に入った時の空気がまったく違うのは、驚きました。
体の弱い私としては、この部屋から一歩も外に出たくない気分です。
本当に感謝しています。ありがとうございました。
