ご近所の方からのご紹介で弊社にご連絡をくださったケースです。
塗装業者に相談したら下地が悪すぎて塗装できないと言われたそうで、弊社にご連絡が入りました。
早速、現場調査とご挨拶を兼ねて伺ってまいりました。
外壁の現状調査と劣化診断
ご挨拶を兼ねての訪問で外壁の現状と劣化の診断を行いました。
外壁のモルタルにひび割れや欠損や爆裂(内部の鉄筋膨張によってコンクリートが割れ落ちる)などの劣化が見受けられます。
塗装に変わるリフォームとして、サイディングボードのご提案をさせて頂きました。
現在の壁の劣化部分の修復を施し、その上からサイディングボードを設置していく方法です。
見積もり依頼を受け、後日改めて訪問。
サイディングの貼り方には代表的な2つの工法があります。「通気工法」「直貼り工法」がその2つ。
ご依頼主G様には2種類の工法の違いとそれぞれの見積もりをお伝えし、後日、お返事を頂くことになりました。
サイディングの貼り方「通気工法」「直貼り工法」
サイディングの貼り方には2つの代表的な工法があります。
「通気工法」はサイディングメーカーが標準工法として推奨している工法です。
湿気によるリスクを軽減するため、通気層(外壁と建物の間の隙間)を持たせ通気を保つ工夫がされています。
防湿防水効果が高く、カビの発生も抑制、雨風にも強いというメリットがあります。
「直貼り工法」はその名の通り、サイディングボードを直接外壁に貼りつける工法です。
防湿防水について無視しているわけではなく、外壁とサイディングボードの間に防水シートを貼付けます。
通気工法の通気層を作る工程が無いので、工数軽減でコスト削減になるというメリットがあります。
「通気工法」で施工することになりました
後日、ご連絡を頂き、今回の工事は「通気工法」で施工することに決定いたしました。
G様が「通気工法」に決定した最大の理由は、近年、台風や大雨が増えてきたことから「防湿防水高価の高さ」がポイントとなったようです。
早速、材料の準備期間とお客様のご都合を調整して、工事日程が決定しました。
【施工後の写真】
【お客様の声】
外壁に水が染み込んで、モルタルが割れて落ちてきました。ペンキ屋さんに相談したら下地が悪すぎて塗装できないと言われました。近所の人にプランニングメイトさんを紹介してもらいました。欠けている所や亀裂の補修を念入りに補修してもらい、検査後にサイディングを貼って頂き、頼んで良かったと一安心です。
【工事日誌】
築35年、鉄筋コンクリート造りの住宅です。20年以上塗装をしてないということで、まずはモルタルの補修から始めました。落ちそうなところはハンマーで叩いて全て落としました。サイディングを貼る際はコンクリートに一本一本下穴を開けて打ち込んで行きました。