所沢市にてブロック塀の工事を行いました。ブロック塀は30年でほぼ寿命です。
寿命のブロックは崩れる恐れがあるので、非常に危険。
20年経過したブロックに関しては点検をしてみてはいかがでしょうか?

古いブロック塀のリフォーム

元々は、築40年の戸建て家屋のリフォームのご相談で伺ったお宅でしたが、道路沿いに立ったブロック塀がかなり老朽化している点をご指摘しました。
ひび割れや崩れているブロックがあったり、横目地、縦目地に亀裂が入り分裂している部分があったり、また中には置いてあるだけで固定されていないブロックや、少し強くつかむとボロボロと崩れる部分もありました。その点をご指摘し、ブロック塀のリフォームも合わせて施工することになりました。

古いブロック塀をリフォームする理由

老朽化したブロック塀は災害時には倒壊の危険が高まり、倒壊した際には家人や通行人を傷つける可能性もあります。
地震のニュースでブロック塀による2次被害を目にすることも増えました。

また、古いブロック塀は今ほど施工基準が守られずに施工された場合も多く、その施工の品質、立地環境や条件によってリスクが違います。
見た目でわかりやすい劣化がある場合には、専門家による点検を実施する事をお勧めします。

ブロック塀の主な劣化症状

  • ブロックのひび割れ
  • 目地のひび割れ
  • モルタルの劣化
  • 鉄筋(縦筋、横筋)からくる錆び
  • 基礎のグラつき
  • ブロック塀の傾き

上記のような症状がある場合には、専門家に点検を依頼しましょう、

ブロック&フェンスの施工例

もともと上までブロックが積まれていましたが、今回はブロック積みの上に軽量なフェンスを設置し耐久性を確保しました。
フェンスは、プライバシーを守る目隠しにもなりますが、外からの視線を完全に遮断するわけではないので、防犯性にも優れているといわれています。

今回は基礎からやり直し、3段のブロックの上にフェンスを設置しました。

【お客様の声】

塀がグラグラしていたので直すことにしました。
ブロックを高く積まず、上をフェンスにして軽くして安全性を重視するプランを選択しました。
目隠しのフェンスは風を通すので快適です。塀を見る度に心配する不安の毎日でしたが、直した後の安堵感は、お金に変えられないものがあります。

【工事日誌】

当初、現場調査の際は大変危険な状態だと感じました。
手で押しただけで取れるブロックや、手だけで倒れてしまいそうな塀全体を倒してくれと言わんばかりの危険な状態で道端に立っていました。
倒れて怪我人が出なかっただけでも幸運と言えるでしょう。
ベースをガッチリと作り直したので、もう大丈夫です。