今回は、埼玉県川越市の集合住宅で、外壁塗装を施工しました。新築から2度目、前回工事から20年ぶりとなる塗装工事。

 

住民の方より「雨水が、漏れていると」不安の声があるとのことで、ビルのオーナーさまよりご依頼をいただきました。

 

早速、現地で調査すると、見た目にもわかるヒビ割れや浸食がありました。

 

マンション外壁塗装工事の流れ

◆施工前

 

◆施工後

 

作業の流れは、こちらです。 

 

①足場工事
②高圧洗浄機による汚れを落とし
③外壁塗装工事

 

 

外壁塗装工事は、「下塗り、中塗り、仕上げ(上塗り)」と3度の重ね塗りで仕上げています。今回の仕上げには、「シリコン系塗料」を使用しました。

 

 

外壁塗装の塗料について

代表的な塗料は、以下の3タイプです。

 

①ウレタン樹脂塗料シリコン
②シリコン樹脂塗料
③フッ素樹脂塗料

 

価格が安い外壁塗装屋さんでは、この素材を渋って安くします。

 

 

①ウレタン樹脂塗料シリコン

伸縮性があり光沢もあるので見かけは美しいのですが、対応年数は8~10年。費用を安く提示している業者さんが使っています。

 

しかし、これだと長持ちしないので、逆に高くついてしまいます。

 

②シリコン樹脂塗料

 

対応年数は、10~15年。3度塗りをすることで、かなり持ちます。今回は、オーナー様へ状況を説明し、こちらを選択していただきました。

 

 

③フッ素樹脂塗料

対応年数は、15~20年、かなり持ちます。その分、価格も高額なのが特徴です。

 

 

 

外壁塗装の判断基準

  外壁塗装の大まかな判断基準は、こちら3パターンです。

1.チョーキング
2. 塗膜のハガレ
3.ひび割れ

塗装前は、外壁の塗膜が切れている状況で、雨が染みていました。

 

鉄筋コンクリートの外壁は、雨が染みるとコンクリートの強度が弱まって、剥がれ落ちる危険があります。歩行者が通ったら大変危ないですよね。

 

実は今回は、上記すべての症状が出ていましたので、限界点だったと思います。逆に言うと、このタイミングでギリギリできて良かったです。

 

 

外壁塗装の頻度

外壁塗装の頻度は、どれくらいがいいのか?

 

新築直後は、20~30年(塗料により)。2度目以降は、10~20年で塗らないと、ビルが傷んでしまいます。

 

今回は20年ぶりだったそうで、もう少し早いと余裕があったかもしれません。

 

お客様の声

ビルのオーナー様からは、「作業に関する説明をていねいにしていただき、終始安心して任せられました。見た目がすごく良くなって、満足です」とのこと。

 

ご入居者さまも「今回の塗装工事で、雨水の侵入が止まって安心しています」とのお声をいただきました。

 

 

 

以上今回は、川越市にて鉄骨マンションの外壁塗装工事についてご紹介しました。

 

「外壁、大丈夫かな?」と感じたら、「外壁塗装の判断基準」を参考にしてチェックしていただくか、弊社までお気軽にご相談くださいませ。