築年数30年の戸建て住居の外壁についてご相談を受けました。
亀裂や汚れが目立つので塗り替えを検討していらっしゃるとのことです。
早速、外壁点検も兼ねてお伺いしました。
外壁の塗り替えの段取りや流れをご説明して工事日程を決めました。
外壁の塗り替え手順
- 外壁の洗浄：最初に外壁を洗浄し、古い塗料や汚れ、カビ、苔を取り除きます。高圧洗浄機や専用のクリーナーを使用します。
- 検査：外壁にキズやヒビ、腐食などがないか検査し、必要に応じて修理します。
- 下地処理：外壁に下地処理を行います。クラック（ひび割れ）などの補修、塗装面の研磨、シーラーの塗布などが含まれます。
- 下塗り：下地処理が完了したら、下塗りを行います。下塗りは、中塗りや上塗りのための下地を整えるために行います。
- 中塗り：下塗りが完了したら、中塗りを行います。中塗りは、下塗りの下地を整え、最終的な塗装面の表面を滑らかに整えるために行います。
- 上塗り：中塗りが完了したら、最後に上塗りを行います。上塗りは、仕上げの美しさを追求するために行われます。
- 仕上げ：塗装が完了したら、外壁を乾燥させ、仕上げを行います。窓枠やドア枠、鉄部などをペイントすることもあります。
- 塗装面の保護：塗装面を保護するために、適切な期間乾燥させた後、シーラーや防カビ剤を塗布します。
工事日誌
お隣との距離がほとんどなく、足場を立てるのに悩みました。
結局、お隣の了解を得て足場を入れさせてもらうことにしました。（ありがとうございました）
外壁の表面にはコケが生えているところがあり、水洗いだけでは除去しきれなかったのでハンドルーターで完全に落としました。
下地の処理法によって耐久年数にかなり影響がでるので念入り且つ慎重に行いました。
塗料にはセラミックハイブリッド弾性系塗料で耐久年数にも配慮しました。
セラミックハイブリッド弾性系塗料とは
セラミックハイブリッド弾性系塗料とは、セラミック微粒子と樹脂のハイブリッドな塗料で、非常に高い弾性を持つ塗料のことです。
この塗料は、耐久性が高く、耐摩耗性、耐薬品性、耐熱性、耐候性に優れています。
また、セラミック微粒子の配合により、防汚性も高く、表面硬度も向上します。
そのため、住宅のみでなくさまざまな建築や船舶、自動車、機械などの多様な分野で使用されています。
【お客様の声】
外壁が汚れてきて、所々に亀裂が入ってきました。北側の壁にもコケが生えていたので塗り替えてもらうことにしました。
前回とても丁寧に仕事してくれたプランニングメイトさんにまたお願いすることにしました。
あれから10年。変わらない丁寧な仕事と親切な対応には前回同様、とても満足しています。
これからもよろしくお願いします。
