完全に塗膜のなくなった外壁はモルタルで部分的に補修し、剥離した部分を除去するという工程が必要となりました。
木部に関しても吸い込みが激しく、塗り重ねることによって防水性を出すようにしました。
長持ちするようにとシリコン塗料を使用したのでしばらくは安心でしょう。

外壁のモルタル補修とは

サイディングやタイルが外壁素材として使われることも多くなりましたが、モルタルも外壁材料の主流のひとつです。
劣化したモルタルは、壁面にクラックやヒビが入るなどして、防水性や耐久性が低下しています。

このような場合、劣化した箇所を専用の補修材で補修することが必要です。
モルタルと同じ素材であるセメントや砂などを混ぜたり、樹脂を添加することで、耐水性や耐久性を向上させたものがあります。

一般的なモルタル補修の手順

  1. 壁面の洗浄:壁面を高圧洗浄機などでホコリや汚れを落とします。
  2. 欠損箇所の除去:割れた部分や欠損箇所を取り除きます。
  3. 下地処理:補修箇所の周囲を、クラックシール材やプライマーなどで下地処理します。
  4. 埋め込み:調合したモルタルを、欠損箇所に詰め込みます。
  5. 仕上げ:モルタルが乾燥する前に、表面を整えます。また、必要に応じて塗装や防水処理を行います。

シリコン塗料とは

シリコン塗料は、防水性や耐久性に優れており、外壁に優しく密着するため、劣化した箇所に再び水が浸入することを防ぎます。
また、色あせにくいため、美しい外観を長期間維持することができます。

シリコン塗装の特長

  1. 防水性に優れている:高い防水性能を持ち、雨水や湿気による建物内部への浸水を防ぐことができます。
  2. 耐久性が高い:紫外線や気候変化などに強く、色あせや剥離、ひび割れ、剥がれなどが発生しにくいため、メンテナンスの負担を軽減することができます。
  3. 汚れにくい:表面が撥水性に優れており、汚れやカビ、コケがつきにくく、建物の美観を維持することができます。
  4. 短時間で仕上がる:ローラーやスプレーなどで簡単に施工することができ、比較的短時間で仕上げることができます。
  5. 色や仕上がりのバリエーションが豊富:様々なカラーバリエーションや仕上がりのタイプがあり、建物のデザインや用途に合わせて選ぶことができます。また、ガラス質感やつや消しの仕上がりなど、さまざまな表現が可能です。

【施工後の写真】

【お客様の声】

モルタルに雨が滲み込んで外壁が傷んできたので限界を感じ、補修することにしました。
正直なところ家計が厳しいので予算もあまりなかったのですがグレードの高い塗料で長持ちするようにとお願いしました。
職人さんのマナーや態度もきちんとしていてとてもさわやかな印象を受けました。
細かいところまで本当に良くやって頂いて満足のいく工事でした。
また機会がればプランニングメイトさんにお願いしたいと思います。